借金一本化で返済おまとめローンランキング【メリットや審査内容は?】

メリットや審査内容は?

おまとめローンの審査!主婦も利用できるの!?

銀行や消費者金融等の個人向けのカードローンは、無担保で審査に申し込める商品です。

担保を準備しなくてはならない商品よりも金利が高く設定されていますが、柔軟な対応が期待できます。

柔軟な対応とは、主婦をはじめ、パートやアルバイトの人でも利用できる可能性があるという事です。

20歳以上で安定した収入がある人というのが申し込み条件とされているので、フリーターでも利用する事が可能です。

魅力的な商品設定が行われている事から、現在では1000万人以上の人が利用するという状況にある事が報告されています。一人で複数の業者から利用している人も少なくはありません。

おまとめローンとは、複数の業者のカードローンを利用している人に向けられた商品です。

おまとめとは借金をまとめるという意味であり、一本化するという事です。一本化する事により返済が楽になるので、負担を減らしたい人に向いている内容です。

おまとめローンは、銀行や消費者金融等の様々な業者が用意しています。融資枠が大きく金利が低いというのが一般的な特徴です。

他の業者のカードローンを返済する事に特化した商品であり、自由に利用できるというものではありません。商品内容をよく理解した上での申し込む事が求められます。


クレジットカードのリボ払いもおまとめ一本化

クレジットカードのリボ払いの欠点

クレジットカードがポイント制度などで普及し、利用者が増えるにつれ、リボ払いでの支払に頼る人が多くなりました。

しかし、リボ払いは返済額が少額で済みますが、返済しなかった残高には年15%程度の利率がかかり、残高が一向に減らないという デメリットがあります。今回はまず、リボ払いの簡単な仕組みから、解説していきます。


例えば、1ヶ月の支払額が100万円になってしまったとしましょう。ここで「元金定額リボルビング払い」を選択したとします。

この方式は元金10万円+残った残高90万円に対する利息11,250円を合わせた、合計111,250円の支払いで済むというものです。

しかし、来月に20万円の利用をした場合、残高は先月の90万円を加えた110万円となり、ここから元金10万円と利息を合わせて、 来月の支払額は112,500円と増加し、残高も100万円に増加してしまいます。従って、カードを利用しながらリボ払いをしている限りは元金がゼロになることはなく、カードを利用しなくても、リボ払いだけで元金をゼロにするには、かなりの年月がかかります
(なお、支払額が一定の方式を「元利定額リボルビング払い」と言い、大抵は両者から選択します)



銀行カードローンに借り換え一本化するメリット

上記のリボ払いに問題があるとすれば、利率が高いということです。返済後の残高に年15%程度の利率が毎回かかっていては、 元金が減る余地がありません。

そこで、最近注目されているのが、銀行などが発行するカードローンです。


銀行カードローンの特徴は、最大借入額が1000万円あったり、借入額が大きくなればなるほど利率が低くなるという仕組みを採用していることです。

複数のリボ払いを1つの銀行カードローンにまとめることができれば、返済を1本化出来るだけでなく、利率も低いので元金も減らしやすいというメリットがあります。


なお、銀行のカードローンの返済方法は残高スライド方式に一本化されています。これは、残高が多いほど1回辺りの返済額が増え、残高が減っていくと、返済額も減少するというものです。上記のリボ払いと比較すると、残高が多い場合、返済額が大きくなりますが、借金を減らしていくためには合理的な仕組みといえます。

おまとめローンと債務整理のメリット・デメリット

債務整理とは(過払い金返還請求とは)

借金一本化、おまとめローンを利用しようと考えている時に、あらかじめ整理しておいて頂きたいのが債務整理(以下、過払い金返還請求)の問題です。
特に2010年6月18日に利息制限法が改正される前に、貸金業者などから借り入れをしていた方は、過払い金返還請求で借金が減らせる可能性があります。
利息制限法が改正される前は、出資法で貸し出しが行われ、その上限利率は29.2%でした。

しかし、改正後は出資法が20%に引き下げられると同時に、利息制限法により、元本10万円未満は利率20%、10~100万円未満は利率18%、100万円以上は利率15%と定められ、出資法との差額は行政処分の対象となりました。
また、借入者が任意に支払った返済を「みなし弁済」と言いますが、最高裁判所で2006年1月「みなし弁済」の無効が言い渡され、過払い金返還請求が一気に増加しました。

最高裁判所の判断で、基本的に過払い金返還請求が認められる流れになったことから、弁護士や司法書士事務所の参入競争が激化し、非常に高額な報酬を要求する事務所もあるので注意が必要です。
極端な例ですが、過払い金で返還された金額よりも報酬の方が高く、逆に不足分を請求された事例などもあります。

なお、過払い金返還請求は完済してから、10年で時効にかかります。2010年に利息制限法が改正されたことを考えると、2020年頃に時効が完成する恐れがあります。
思い当たる方は、早めに相談に行くようにして下さい。

参考:金融庁貸金業法のキホン

借金一本化と債務整理、どちらを選ぶべき?

過払い金返還請求が出来ない方は、おまとめローンを利用するとして、過払い金返還請求が出来る方は現在の残債と比較して、慎重な対応が必要です。

過払い金返還請求は確かに有利なのですが、信頼できる弁護士や司法書士がいるのか、時間がかかるけれどもその覚悟は出来ているのかなど、まだまだ高いハードルがあるのが現実です。

しかし、利息制限法が改正される前に、消費者金融から多額の借り入れがあった方は、返還される金額も多いでしょうから、信頼できる弁護士や司法書士を探して下さい。債務整理費用比較ガイド

また、おまとめローンと称して、個人から個人的に金銭を借りるのは絶対に避けましょう。裏に、ヤミ金や暴力団関係者が関与している可能性もあり、一生返せない金銭になってしまいます。

以上をまとめますと、債務整理のメリットとしては返済しなくても金銭が戻る可能性がある、デメリットとしては時間がかかり、借入額が小さいと費用倒れに終わる可能性がある点です。
ご自身の現在の状況をしっかり把握して、行動して下さい。

借金一本化の審査過程と審査に通らなかったときの対処法

おまとめローン一本化の審査

おまとめローンをいざ申し込んでも、審査で落とされてしまっては元も子もありません。

ここでは、おまとめローンで重視する過程を中心に、審査過程について解説していきたいと思います。

金融機関に借り入れ申込があった場合、金融機関は必ず個人信用情報機関に照会を行います。

これをFINE(貸金業法における指定信用情報機関制度)及びCRIN(他の信用情報機関との提携に基づく情報交流)制度と言います。
具体的には、
全国銀行個人信用情報センターで金融機関の借り入れ状況を、
株式会社シー・アイ・シー(CIC)でクレジットカード会社の借り入れ状況を、
株式会社日本信用情報機構(JICC)で貸金業者での借り入れ状況を確認します。

個人的な資金使途に利用するおまとめローンは、この情報を最大限尊重すると考えられ、ここで破産や延滞などの事故情報があると、おまとめローンの借り入れは残念ながら拒絶させるものと考えられます。

これらの事故情報の掲載期間は、事故の程度により各社様々ですが、破産などの悪質な情報は消えず、延滞などの情報は1~5年程度は消えないと言われています。
そして、他の借り入れ状況などや勤務先、勤続年数、持家かどうかなどを勘案しながら、満額か減額かを判断し、借入限度額が決まります。

審査に通らなかったときの対処法

では不幸にも、審査に通らなかったときは、どう対処すればよいのでしょうか。

1番確実な方法は、各個人信用情報機関に開示請求する方法です。
ただし少し面倒なのは、どの個人信用情報機関で引っかかったのかわからないため、全国銀行個人信用情報センター、株式会社シー・アイ・シー(CIC)、株式会社日本信用情報機構(JICC)の全てに開示請求しなければ、全容がわからないという点です。
ただ個人的に、貸金業者で延滞があったという記憶がある方は、株式会社日本信用情報機構(JICC)から優先的に開示請求するなど、効率的に自分の事故情報を探す方法はあります。

開示請求の方法は、各個人信用情報機関ごとに違いがあり、全国銀行個人信用情報センターでは郵送のみ、株式会社シー・アイ・シー(CIC)ではパソコン、スマートフォン、携帯電話、郵送、窓口で、株式会社日本信用情報機構(JICC)ではスマートフォン、郵送、窓口で受け付けており、手数料は1,000円前後の所が多いようです。
なお、郵送以外はその場で情報がわかります。

それでは、開示請求でどのような情報がわかるのでしょうか。
まず、氏名や生年月日、電話番号などの個人を特定する情報がわかります。
次に、クレジットやローンなどの個人の取引に関する情報、例えば利用金額、残高などがわかります。
最後に、取引から発生する情報、例えば支払遅延や法的手続きの有無がわかります。
審査が通らなかった方は特にここの情報を精査し、どの程度の期間で情報が消えるのかなどを、各個人信用情報機関に確認するようにして下さい。

なお、最近多いのが割賦で購入した携帯本体の延滞で、ローンが通らなくなる事例です。
この原因は、携帯ショップでの説明不足が大きいと感じていますが、個人信用情報登録期間への登録に同意している以上、説明不足という抗弁は通りません。

カード引き落としで、カードに問題がなければ普通に引き落とされますが、多いのは請求書払いです。
コンビニなどに払いに行くのが遅れ、結果クレジットカードを管轄する、株式会社シー・アイ・シー(CIC)に登録されてしまったという事例です。
最悪の場合、5年程度延滞の記録が残りますので、充分注意しましょう。

銀行カードローンと貸金業者、どちらで一本化するのがお得?

貸金業法に基づくおまとめローンとは

借金一本化する場合、当サイトでは基本的に銀行カードローンをおすすめしています。
しかし、貸金業界も銀行勢のカードローン攻勢を、黙って見ている訳ではありません。
貸金業者が今力を入れている商品が、「貸金業法に基づくおまとめローン」です。
普通のローンと何が違うのでしょうか。

これは貸金業法が規定する「個人顧客の利益の保護に支障を生ずることがない契約等」に該当させることで、いわゆる総量規制の対象外とした、おまとめローンなのです。
従って、現在の借り入れが年収の1/3を超えていても審査可能で、銀行のカードローンにかなり近い性質の商品であることがわかります。
また、あくまで今までのローンを返済するための商品であるため、新規の借り入れは出来ず、返済に特化した商品です。

これで、利率も低ければ順調に元本が減りそうですが、貸金業界は貸し倒れ率が高いため、利率を下げるのが難しく、この商品も利率は15%となっています。
実際に、他社からのおまとめで、返済額がどの程度減るかの事例がありますが、他社も15~20%の利率のため、返済額の軽減効果は小さいと言わざるを得ないでしょう。

さらに、借入限度額でも、アイフルの「貸金業法に基づく計画返済支援おまとめローン」が500万円、セゾンファンデックスの「生活支援ローン(計画完済コース)」も500万円、プロミスの「貸金業法に基づくおまとめローン」が300万円、アコムの「借換え専用ローン」も300万円となっており、この辺りの借入限度額でも少し厳しいかなという印象です。
この商品は、銀行カードローンの審査でダメだった人が、本気で借金をなくしたいという場合に向いていると言えます。
一方で、銀行のカードローンは新規の借り入れも出来て、借入限度額も大きく、利率も低いため、借金一本化の優位性では銀行のカードローンに分がありそうです。

総量規制に引っかかった場合、どう対応すべきか

複数からの借り入れで総量規制の対象になる可能性

総量規制は2010年6月18日に完全施行されました。
総量規制の対象となる、貸金業者からの借り入れやクレジットカード会社からのキャッシングは、年収の1/3以下に制限されます。
総量規制とは

一方で、クレジットカード会社で商品やサービスを購入する行為は、割賦販売法が適用となるため、制限はありません。
また、総量規制は貸金業者からの借り入れを対象としているため、銀行からの借り入れも対象外となります。
さらに、住宅ローンや自動車ローンなどの一般的なローンや、緊急に必要とされる資金なども、総量規制の対象外とされています。

注意しなければならないのは、貸金業者自らが50万円を超える貸し付けを行う場合、もしくは他の貸金業者を含めた総貸付額が100万円を超える貸し付けを行う場合には、年収証明書が必要になるという点です。
これは、かなり厳しい規制という感じがします。
総量規制に1番遭遇しそうなのは、複数の貸金業者から借り入れを行っていて、ある貸金業者で総量規制に引っかかってしまう場合です。
この場合、年収の1/3以下に利用限度額の減額が行われるなど、予定していた資金を調達出来ない可能性が高まります。
そうすると、総量規制の対象外で新規の借り入れも出来、収入証明書の提出も限度額が高い、銀行のカードローンが有力候補になります。

トータルで考えると、銀行のカードローンが最有力候補に

今まで、様々な事例をご紹介しながら、対応策をご紹介してきました。
人それぞれ、置かれている立場が違うため、最も良い選択肢も人それぞれだと思います。
しかし、法改正がここまで厳しくなると、貸金業者の使い勝手が悪くなったと感じる人が多いのではないでしょうか。
このように考えますと、銀行カードローンの限度額の大きさや利率の低さの優位性が、際立ちます。
借金一本化、おまとめローンには、まずは銀行カードローンを検討してみることをおすすめします。

銀行のカードローンにも特徴があり、自分に合った1枚を

銀行のカードローンにも多種多様な商品がありますが、どの商品が借金一本化に適しているのでしょうか。

1番人気は住信SBIネット銀行のMr.カードローンプレミアムです。
Mr.カードローンの人気の秘密は、借入限度額が1000万円と大きいことと利率が低いことです。
プレミアムの場合、利率は借入額に応じて、1.890%~7.990%となっています。極度額300万円以内なら、収入証明書も不要です。

次に、メガバンクの商品が続きます。
まず、みずほ銀行のカードローンエグセグティブプランです。
この商品も借入限度額が1000万円と大きく、利率もエグゼクティブブランの場合3.000%~7.000%となっています。
極度額200万円以内なら、収入証明書も不要です。

そして、三井住友銀行カードローンです。
借入限度額が800万円あり、利率も4.000%~14.500%となっています。
極度額300万円以内なら、収入証明書も不要です。

最後が三菱東京UFJ銀行カードローンバンクイックです。借入限度額は500万円で、利率は4.600%~14.600%です。
極度額100万円以内なら、収入証明書も不要です。

最近はネットで完結できるものや、電話してから30分以内に回答する銀行など、利便性が向上しています。自分に合った1枚を、上手に選びたいものです。

この記事の執筆

沼田 順
金融機関出身の1級FP技能士。住宅金融公庫(現・住宅金融支援機構)勤務時代に融資・債権管理を担当し、住宅ローンに関する様々な相談に対応してきました。




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