おまとめローン一本化より過払い金相談が先!順番を間違えると損をしてしまう事も - 借金一本化で返済おまとめローンランキング】

おまとめローン一本化より過払い金相談が先!順番を間違えると損をしてしまう事も

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今回はおまとめローンと過払い金について解説していきます。

以前から過払い金に関してはCMなどでもよく耳にしているはずですが、おまとめローンを組む際には、過払い金請求が大きく関係するのです。

そこで、損をしないためにはどうすればよいのか考えていきましょう!

基本を押さえましょう!そもそも過払い金とは?

過払い金について全く理解できていない様子

過払い金の仕組みについて知ってる方は→損をしないコツ!過払い金請求・おまとめローンの「決まった順序」を守る!

 

過払い金=「利息制限法で規定された以上の金利で組まれたローンなどの法定金利との差額」です。

利息制限法では規定利率を超えた超過分を無効と定義しているため、これを過払い金としています。

制限利率

元金 規定年率
100,000円未満 20%
100,000円以上1,000,000円未満 18%
1,000,000円以上 15%

(2017年2月20日現在)

例えば

元金500,000円、返済期間6ヶ月、年率25%でローンを組んだ場合の利息は、

500,000×0.25÷365×180=61,643円となりますが、

500,000×0.18÷365×180=44,383円となり、利息制限法の利率で計算した場合は下のようになります。

超過分61,643-44,383=17,260円が過払い金として貸主に請求できることになります。

注(1か月を30日として計算しており、円以下を切り捨てにしています。)

 

ではなぜこのようなことが起きてしまったのでしょうか?

それまでは融資に対して「出資法」と「利息制限法」の2つの法律が同時に機能していた、というややこしい状況だったことから問題は始まっています。

 

利息制限法:10万円未満の借り入れ=上限年利20%

      10万円~100万円未満の借り入れ=同18%

      100万円以上の借り入れ=同15%

出資法:借り入れ額によらず上限29.2%

 

この2つの間にある金利の場合は「任意性・書面性を満たす場合には有効」とされており、結局は「契約さえ交わしてあれば有効」とされ、主に消費者金融などではこの「グレーゾーン金利」での融資は当然のものとなっていました。

「このグレーゾーン金利で支払った利息=過払い金の正体」というわけです。

 

改正貸金業法の完全施行(2010年6月18日)後は出資法の上限金利も20%と引き下げられ、「グレーンゾーン金利」自体が撤廃されています。

以上が過払い金の正体であり、過払い金請求の際はこの「グレーゾーン金利」に当たる部分が請求金額となります。

 

おまとめローンで過払い金が発生するのか?<過払い金発生メカニズム>

「発生メカニズム」を表すイメージ

 

複数の負債を完済するために一か所からまとめて融資を受けるおまとめローンですが、当然現行法に則り融資を行っていますので、おまとめローンを組む事自体で過払い金が発生することはありません。

問題はおまとめローンを申し込んだ際に発生してしまうのです。

 

仮にAさんが手続きをした時の場合で説明すると下のようになります。

 

Aさんは複数の金融機関より合計で300万円の借金があるとします。

Aさんはおまとめローンを組むために、B銀行へ300万円の申請をして額面通りに融資を受ける事ができました。

 

B銀行はC.D.E金融へそれぞれAさんに依頼された通り返済をして完済となります。

また、借り換えの場合でもAさんが自分でC.D.E金融へ返済を行い完済となります。

 

ここで問題が生まれます。

弁済の時には金融機関では過払い金の計算等はせずに、申請通りに各金融機関へ弁済を行ってしまうからです。

これでは仮に過払い金が発生していてもそのままになってしまうので、損をしてしまうことになります。

 

では、損をしない為にはどうしたらよいのでしょうか?

 

損をしないコツ!
過払い金請求・おまとめローンの「決まった順序」を守る!

決まった順序、を表すイメージ

 

まずご自身の負債状況を確認しましょう。

過払い金が有るかどうかの目安として、各金融機関との取引が長いこと、消費者金融や信販会社などの利用が多いことなどが挙げられます。

 

もしいずれかに該当する様であれば、一度おまとめローンを組む前に過払い金請求の相談をしてみましょう。

もしかしたら借金自体が消えてしまうかも知れません。

例)

下の表は過払い金の関係を表したもので、簡単に説明するために年払いでの計算です。

表1 金利29.2%

元金 利息 借金額 返済額 残金
1 ¥1,000,000 ¥292,000 ¥1,292,000 ¥300,000 ¥992,000
2 ¥992,000 ¥289,664 ¥1,281,664 ¥300,000 ¥981,664
3 ¥981,664 ¥286,646 ¥1,268,310 ¥300,000 ¥968,310
4 ¥968,310 ¥282,746 ¥1,251,056 ¥300,000 ¥951,056
5 ¥951,056 ¥277,708 ¥1,228,765 ¥300,000 ¥928,765
6 ¥928,765 ¥271,199 ¥1,199,964 ¥300,000 ¥899,964
7 ¥899,964 ¥262,790 ¥1,162,754 ¥300,000 ¥862,754

表2 金利18%

  元金 利息 借金額 返済額 残金
1 ¥1,000,000 ¥180,000 ¥1,292,000 ¥300,000 ¥992,000
2 ¥992,000 ¥178,560 ¥1,170,560 ¥300,000 ¥870,560
3 ¥870,560 ¥156,701 ¥1,027,261 ¥300,000 ¥727,261
4 ¥727,261 ¥130,907 ¥858,168 ¥300,000 ¥558,168
5 ¥558,168 ¥100,470 ¥658,638 ¥300,000 ¥358,638
6 ¥358,638 ¥64,555 ¥423,193 ¥300,000 ¥123,193
7 ¥123,193 ¥22,175 ¥145,367 ¥300,000 -¥154,633

このマイナス分(表では154,633円)が過払い金として請求できる分です。したがってグレーゾーン金利で借りていた時では、表を見て頂ければわかる通り現在の金利で返済をした場合には、7年目で残金がマイナスとなっています。

7年目では残金862,754円がありますが、過払い金請求をすることによって、残金が無くなる事に加え、払い過ぎた154,633円が返ってくることになります。

 

すでにローンを完済している方も諦めずに一度相談をしてみてください。

過払い金請求の有効期限は、完済から10年とされていますが、現在も取引が継続している場合は新しい借り入れは過去の過払い金の弁済と認識されます。

ですから金融機関と取引が続いている限り、過払い金返金請求の権利は消滅しません

 

重要

過払い金請求は、

①完済しているか

②上の表の様に残金が消滅する場合以外「債務整理」に該当してしまいます。

つまり信用情報機関に事故リスト(いわゆるブラックリスト)として掲載されてしまいますので、

必ずおまとめローンを利用としている借金で過払い金請求ができるかを確認して、残金をおまとめローンで完済するようにして下さい。






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